2013年10月からの自動車保険の新等級制度について

2013年10月より、等級制度が大きく変わっています。通常自動車保険の改定は各社タイミングも内容もバラバラでしたが、今回の等級制度の改定は各社一斉スタートとなり、仕組みも複雑となる大掛かりな改定です。契約者へ事前に案内がされているはずですが、非常に複雑なため混乱された方も多いと思います。
ここでは新しい等級制度についての基礎的なことを、例を挙げて説明します。

(※なお、ここで用いる等級の割引の数字はあくまで一例のため、ご容赦ください)

これまでの考え方は、3等級ダウン事故を起こすと、等級が3つ下がるというのが基本でした。

【旧制度】
20等級(63%割引)で事故→翌年17等級(55%割引)で更新

ですが、新しい等級制度はこのダウンした後の17等級を、事故があった人となかった人にグループ分けして割引を変えますというものです。

【新制度】
20等級(63%割引)で事故→翌年17等級(38%割引)で更新

同じ17等級でも、事故がなかった人は55%割引、事故があった人は38%割引と、その差は17%にも及びます。
「事故があっても38%も割引があるならいいじゃないか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、なんと38%割引は事故なしの8等級に相当する割引です。
見た目は等級が3つしか下がっていないのに、保険料だけでは20等級から8等級の実に12等級分も下がったことになります。

また、この制度をより複雑にしているものがあります。
それが同時に始まった「事故有係数適用期間」という制度です。
これも例で確認していきましょう。

【旧制度】
20等級(63%割引)で事故→翌年17等級(55%割引)で更新→18等級(57%割引)で更新→19等級(59%割引)で更新→20等級(63%割引)で更新

【新制度】
20等級(63%割引)で事故→翌年17等級(38%割引)で更新→18等級(40%割引)で更新→19等級(42%割引)で更新→20等級(63%割引)で更新

2つの違いは、17等級・18等級・19等級の割引の違いです。
1度事故が起こると、割引の低いグループに分けられてしまう期間が発生します。
それが事故有係数適用期間です。
このケースは3等級ダウン事故を起こしたので、3年間割引の低いグループで過ごし、3年間無事故だった時に、ようやく割引の高いグループに戻ってこられるのです。

この改定は2013年10月から始まっていますが、過去に発生した事故も対象となります。
保険金を受け取られた方は、更新の案内を見て「どうしてこんなに保険料が高いの!?」と非常に驚かれることと思いますが、実はこのような改定が起こっているのです。
あまり読みたくない保険会社からのお知らせ、ダイレクトメールを今一度開くことをおすすめします。

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